转折期中的日本道德教育
——基于教育改革的动态——
押谷由夫(昭和女子大学)
摘要:本文回顾了日本战后对本国道德教育进行的一系列改革具体目标,对不同时期的道德教育目标的制定者、实施者、与实施细节进行了集中总结与评价。基于日本道德教育在不同历史时期的不同目标,对现代日本道德教育目标提出了自己的看法。
关键字:道德教育 《学习指导纲要》 “道德时间” “心的教育”
要想对现在道德教育课题提出方案,首先需要回顾战后日本道德教育的方向,目标。
1、战后的道德教育
(1)关于公民教育的构想。
(2)以社会课的设立为中心的道德教育。
(3)天野贞祐的提案。
“以个人修养代替《教育敕语》的要求是非常急需且必要的。”
2、根据昭和33年教育使节团出具的》学习要领设置“道德时间”。
(1)“道德时间”设置时的经过
32年9月重新召开的“教育审查会议”上经过严格审议。
32年12月7日高第四郎会长签署通过《道德教育基本方针》。
33年3月15日召开记者见面会,对于“彻底推行道德教育、彻底变更过去以来在中小学中实行的旧的政策,将“道德时间”全面贯彻执行等相关内容进行了进一步阐述。并对新的教育方针,即:文部省将对“道德时间”每周、每学期、每学年的实行情况进行督导审查。
33年3月18日,文部省向全国各地中小学直接下达了《道德实施纲领》,《纲领》规定:在中小学中特设“道德时间”,充实道德教育。
(2)“道德时间”的内容与目标
“道德时间”与《教育基本法》、《学校教育法》所规定的目标完全一致。学校教育可根据《基本法》与《教育法》的相关道德教育目标予以实行。
“道德时间”对于现有的学校道德教育基本方针、实施方法给与学校、老师综合学校实际情况来补充、深化的权利。
“道德时间”的设立,将学校与家庭之间的联系进一步密切起来。
3、道德教育的大幅改革——平成元年的教育纲领、学习指导要领
显著地特征是:幼儿园、小学、中学、高中与大学的道德教育的连贯性,以及道德实践的指导内容应该从孩子抓起,从幼儿园时期就要清晰明了。
(1)关于幼儿园儿童对“道德心的萌芽”的培养与指导
对幼儿园全体就学的儿童“道德心”的统一指导,统一强调。
(2)对于小学生“自律性”的指导
从儿童时代对于“道德心”的发现与启蒙,进一步转变为“对自然怀有崇敬”、“有他人、社会、自我意识”。根据该项目标制定了小学生15项、中学生18项、高中生22项的详尽的道德教育目标。
(3)对中学生“自我意识、人格与作为人的生活方式的觉醒”的指导
与小学生一样从多方面、多角度将道德教育目标分为18个项目,对中学生进行详细的指导。
(4)对高中生进行“作为个体人类存在的生活方式”相关指导
高中生需要在高中生时代接受以“作为人,该如何活着”为总目标的道德教育,具体需要完成的目标有22项。
(5)重视“生活课”。新增加新增各类体验课程
生活课的目标是“通过对具体实践活动的体验,对自身、对周围的人、对自然、最社会产生关心与联系;懂得自己和周围的人、社会、自然需要共同存在。在体验中培养各种生活所必需的技能。为能独立生活打好基础。”
4、“心的笔记本”,将道德教育变成人一生的宝物
(1)对幼儿、青少年的一生都够产生影响的道德教材
将“心的教育”融入幼儿、青少年一生的人生际遇,变成他们心灵的礼物。
(2)将学校、家庭与社会对于道德教育的价值提高到相同的地位
5、修正教育法理念的具体化——平成20年的《学习要领》指导
平成18年12月,《教育基本法》进行了59年以来的再次修订。其主要修订即为“对学校教育的教育理念的具体化。”根据平成20年公布的新的《学习指导纲要》,学校道德教育的大目标又有了新一步的调整,即为“人格的磨练”。人格作为道德的基石,所有的道德教育目标、手段,都是为了“人格的完整与健全”而存在的。为此,要对现有的道德教育目标中关于“人格”的部分进一步深挖,进一步完善“人格作为道德基石”的基本性,创建新的,全面而深入的“人格型道德教育目标”。
(1)“人格教育”作为道德教育的重中之重予以充分发展;
(2)全面贯彻实行新的道德教育方针;
(3)对于道德教育整体的整合指导要进一步曾强;
(4)对于各阶段中社会中出现、可能影响道德教育方针的问题进一步研究。
(5)更加广泛的开展“心的教育”、
(6)对学生的评价、对学校道德教育的开展的评价要更多元化
(7)进一步深化学校与地域的联系。
6、今后的德育问题的课题
(1)“道德时间”相关的课题
(2)道德教育方法、评价相关的课题
(3)现代人生存方式与道德生存方式的研究课题
(4)道德风气与社会风气的研究问题
(5)政府活动相关问题
外文文献出处:日本教育学会大會研究発表要項 67, 166-167, 2008-08-21
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附外文原文:
転換期における日本の道徳教育
一教育改革の動向を踏まえて一
押谷由夫(昭和女子大学)
戦後の日本の道徳敵育の動向を探りながらこれからの道徳教育の課題と在りについて提案したい。
1、終戦直後の道徳教育
(1)公民教育構想
(2)社会科を中心とする道徳教育
(3)天野貞祐の提案
「修身に代わるべきものと教育勅語に代わるべきものはやはり必要である」
2、「道徳の時間」の設置団昭和33年の学習指導要領の改訂
(1)「道徳の時間」設置時の経緯
32年9月再開された教育課程審議会において本格的に審議
32年12月7日に日高第四郎会長から「道徳教育の基本方針」について発表
33年3月15日に出された答申に、「道徳教育の徹底については、学校教育全体を通じて行うという従来の方針は変更しないが、さらにその徹底を期するために、新たに「道德の時間」を設け、毎学年、毎週継続して、まとまった指導を行うこと」を明記
33年3月18日に文部事務次官通達「小学校・中学校における『道制の実施要領について」を送付。「昭和33年度から、「道徳」の時間を特設し、道徳教育の充実を図ること」
(2)「道徳の時間」の目的と内容
教育基本法や学校教育法に定められている目的・目標を完全に実現する一つの方策である。学校における道徳教育は学校教育活動全体を通じて行うこと。
「道徳の時間」における道徳教育はそれらを補充深化し統合し、またはこれとの交流を図るものであること。具体的指導においては徳目の押し付けにならぬよう留意すること。
「道徳の時間」特設を通して学校での道徳教育の充実を図るとともに家庭や社会における理解を図ろうとするものであること
3、道徳教育の大幅改訂一平成元年の教育要領、学習指導要領
大きな特徴は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の道徳教育の一貫性が図られたこと道徳の時間の指導内容が子どもたちの発達段階に応じて重点的に示されたことである。
(1)幼稚園における「道徳性の芽生え」の指導
幼稚園生活全体を通じて、道徳性の芽生えを培う指導を強調
(2)小学校における「自律的な道徳性」の指導
子どもたちが道徳性を発現し、身につけていくためのかかわり(「自分自身」「他の人」「自然や崇高なもの」「集団や社会」)を視点として、それらと望ましいかかわりをもつために求められる心講え(道徳的価値)について、低学年15項目、中学年18項目、高学年22項目を、指導内容として発達段階ごとに発展的に示した。
(3)中学校における「人間としての生き方の自覚を深める」指導
小学校と同じ4つの視点から示され、各内容項目の発展性も分かり易く示した(22項目)。
(4)高等学校における「人間としての在り方生き方」に関する指導
「人間としての在り方生き方に関する教育を学校の教育活動全体を通じて行うことにより、その充実を図る」ことを明記、
(5)生活科の新設旨体験による道徳教育の重視
生活科の目標は「具体的な活動や体験を通して、自分と身近な人々、社会及び自然とのかかわりに関心をもち、自分自身や自分の生活について考えさせると共に、その過程において生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ、自立への基礎を養う」
4、『心のノート』事業一価値の共有化を図り、「一生の宝もの」を創る一
(1)子どもたちの心に響かせる道徳教材
子どもたちの一生の宝となる心のプレゼントとしての『心のノート』
(2)価値の共有化を図る
学校、家庭、地域における価値の共有化
5、改正教育基本法の理念の具体化一平成20年の学習指導要領
平成18年12月、教育基本法が59年ぶりに改訂された。その改正教育基本法の理念を学校の教育課程に具体化しようとするのが、平成20年に公示された新学習指導要領である。改正教育基本法で最も強調されているのは、「人格の形成・錬磨」である。人格の基盤は道徳性であり、その道徳性の育成を計画的・発展的に行うのが道徳教育である。従って、新学習指導要領では、子どもたち自らが、いかに道徳の時間をかなめとして全教育活動を通して人格形成の基盤を創っていくかを中心として教育課程全体の改善を求めている。
(1)人格や「生きる力」の中核となる豊かな道徳性を育てる
(2)全教育活動を通して道徳教育を充実させる
(3)道徳教育の要として道徳の時間を充実させる指導体制を整える
(4)心に響く教材を開発し活用する
(5)発達段階や子どもの実態、社会的課題等を考慮した重点的な指導を工夫する
(6)評価を工夫し、子どもたちが自らの生き方を主体的に考えるようにする
(7)学校・家庭・地域連携を深める
6、これからの道徳教育の課題
(1)道徳教育及び道徳の時間の理解に関する課題
(2)道徳教育の方法・評価に関する課題
(3)現代社会における人間としての生き方に関する課題
(4)道徳的風土の醸成一学校・家庭・地域連携
(5)一に関する課題
(6)行政の支援に関する課題
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